結婚したくてたまらない人へおすすめ本〜ぐっどうぃる博士「結婚を考えはじめた女へ」
結婚を考えはじめた女へ: 何が男の心を動かす“決め手”になるのか (王様文庫)
こんにちは、ナナムラナナコです。
以前ちきりんさんの本を紹介させてもらった私ですが、今回も婚活関連本のなかからオススメの一品について語りたいと思います。
↓前回
わたくし、色々とこじらせすぎてこれまで非常に多くの婚活・恋愛指南本に手を出して参りました。
辛い時は本に逃げるに限る(暗い…)。
婚活や恋愛系の本には飽き足らず、精神を病んだ末自己啓発、ビジネス、心理学、脳科学やスピリチュアル系の本にまで手を出し、もはや私は何を調べているのかわからない状態になっていた時期もあった。
世の恋愛指南本にはいくつかの種類があって、なかでも多いのは
- 「こんな女が愛される」(=「尽くしちゃダメ」系)
- 「本当に良い男を見抜く方法」(夜の女またはバリキャリお姉さんが執筆しているケースが多い)
- 「モテマニュアル」(=テクニック教本)
この3パターンであります。
おそらく一番多いのは「こんな女が愛される」系・・
世の恋に悩む女性の多くが、いかに「私、もっと愛されたい!大切にされたい!」と思っているかを実感する。みんな愛に飢えているのね。
というか闇を感じるぜ・・
本屋の恋愛コーナーにはこれらの恋愛本がたくさん並んでいて、読むとどれも同じようなことが書いてある(失礼)。
同じような内容であろうと、それでも恋に傷ついたり悩んでいる女は癒しを求めて買ってしまうのだ!
読んだその時は気分が楽になる。
しかし、またすぐぶり返してしまう。
色々読んだ末、わかったことがある。
「結婚したい!何が何でもしたい!」と思っているのに男性とのお付き合いがうまく行かないという我々に必要なのは、
「愛される女になるためのテクニックや精神論」
ではなく、その前段階の
「計画」と「メソッド(方法)」
なのではないかと。。
そこでこの本である。
私はぐっどうぃる博士の「恋愛ユニバーシティ」が好きだ。
と言ってももっぱら参照するのは「恋愛プロトコルのコーナー」である。
ここでは博士が非常に合理的で理論に基づいた、恋愛をうまく進めるための「手順書」のようなものを紹介している。
一切、
「いつか彼は考えを変えてくれます」
「信じれば必ず幸せになれます」
のようなふわっとした霊感商法のようなことは書かれていない。
そこにあるのは、
- 半年だけ待ちなさい
- 3ヶ月連絡を絶ちなさい
- 絶対に自分から連絡してはいけません。SNSにログインしてはいけません。
のような厳しいメソッド。
また、恋に落ちる原理、復縁・不倫がどうあなたの心に影響を及ぼすか、どういう男を選ぶべきではないのか、などなど
とにかく読んでいる方が辛くなるほど合理的。
しかし、私が思うに最もためになるのはこの人の理論だ。
ぐっどうぃる博士の数々の恋愛本の中で、最も「結婚」に特化したのが本書である。
同じく博士の著書「恋愛マトリックス 相手を思い通りにする究極の恋愛戦略 (SB文庫)」のほうが恋愛プロトコルについて詳しく載っているので、恋愛を成就させたい人はそっちを読むと良いかも。
しかし、今回はドライなほど結婚に特化した本書を取り上げた。
婚活を始めた人、今すぐ結婚したい人はまず読むと良いと思うし(私もこの本にもう少し若い時に出会っておきたかったYO)煮え切らない彼氏がいる人にぜひとも読んでもらいたい。
まあ〜ズバズバ本質的な話を突っ込んでくるので、辛い気持ちがもっともっと苦しくなってしまう可能性はなくはない。
そこは苦い薬だと思って飲み込もう。
この本の内容からその「苦い薬」をほん〜の一部引用すると
相手が結婚を全く考えていないことがわかれば、身を切るようにつらくても、一縷の望みはあると感じでも、速やかに彼から離れることだ。
ぐおお・・
結婚を考えるアプローチにおいては、相手がセックス至上主義か非セックス至上主義かを見極めることが重要ということだ。
むむむ・・?
これをふまえれば、あなたが今すぐすべきことは、ダイエットになる。
だ、ダイエット・・
ちょくちょくこちらの致死量を超えそうなことを言ってくるのだが、とにかく理路整然とした語り口で合理的に
「どうすれば幸せな結婚ができるのか」
について語ってくれているからわかりやすい。
そしてやるべきことを順序を追って教えてくれる。
きっと誰もに、指針を提示してくれるはずだ!
(指針をもらっても嫁に行っていない女がここにいるのだが・・そこはご愛嬌。)
しかしこの本、気休めの言葉はもらえないので、今の自分やつらい恋愛をひたすら肯定してもらいたい人には向かないと思う。
ま〜それをひっくるめてもオススメである。
・・noteで婚活についてうだうだ書いていたら、ぐっどうぃる博士のこの本を紹介したくなったのでした。
こちらはウダウダ語りです。ご興味のある方のみご覧ください〜↓